萩高STUDIES

太平洋戦争開戦前の「なぜ」とその答え

 手持ちの蔵書のほか、国立国会図書館デジタルアーカイヴ、外務省外交資料館、アジア歴史資料センター、フーヴァー戦争・革命・平和研究所、防衛省防衛研究所、その他ネット上の資料、論文を元にまとめていますが、煩雑なので参考にならないかもしれません。

中国バブル崩壊報道過熱も経済は着実に成長。米国の対中貿易輸入額が過去最高見込み

 中国バブル終焉に関する話題が豊富な一方で、統計を見ると中国経済の着実な成長ぶりを垣間見ることができます。ここではアメリカ合衆国国勢調査局(Census Bureau)公表の対中貿易輸入額を元に、米中対立の中で着実に成長している中国経済を紹介します。中国の統計を信じられない人にお勧めです。

「ロンドンは曇りが多い」は本当か?

 「ロンドンはいつも曇っている、雨ばかりだ」という意見をよく聞きます。ヤフー!知恵袋内にも同様の質問が散見されます。普仏戦争を逃れてロンドンで一時暮らした印象派画家のクロード・モネは「霧がなければロンドンは美しくないだろう」と語るほど、倫敦と云えば曇天が通説となっているようですが、実際はどうなのか調べてみました。

金利差とマネタリーベース比、ドル円はどちらで動くのか

 ドル円レートは何によって決まるのか、ミクロの視点でそれがわかれば誰もが金持ちになると思いますが、マクロの観点では日米金利差もしくはマネタリーベース比で凡そがわかることを、公表されている経済指標を用いて紹介します。

都道府県別総人口年推移データダウンロードとチャートレース(1920-2021)

 総務省総計局による「国勢調査」と同省が毎年公表している「人口推計」のデータを元に、1920年(大正9年)~2021年(令和3年)までの日本の都道府県別人口を時系列でまとめたデータを公開しています。またその人口推移をチャートレースで作成しました。

西田昌司議員の歪んだ歴史認識の押し付けがしつこい件

 経済理論では賛同することが多かった自民党の西田昌司議員が陰謀論の沼に陥っています。「歴史的経緯を見ながら多角的に物事を見ていかないと真実は見えない」と言いながら、なまじっかな歴史認識を持ってしまったが故に、誤解をもとにアメリカ悪玉論を展開しているので、真実が見えないどころか経済理論すらトンデモ論だと誤解を生じかねません。動画内の発言から認識がおかしいと思われる箇所を指摘します。

日本の国防2022

 防衛省が毎年公表している「防衛白書」は内容が充実して非常に読み応えがあるのですが、反面必要な情報を取り出しにくいので、重要な資料やデータをすぐに閲覧できるようにピックアップしています。また明治期の軍事費推移や海上保安庁の公開データもグラフ化して公開しています。

日本で作られた「外来語」「漢語」

 外国から到来した言葉や中国から伝わった漢字は、受容性の高い先人達に消化され、新しい日本語として多く生まれ変わりました。反面、私たちにはその言葉が外国由来なのか日本製なのかわからないことも多く、勉強を兼ねて調べてみました。

日本ショボ過ぎと感じるほど中国の財政が放漫な件

 日本の財政収支の悪化を懸念する官僚発言が話題になる一方で、アメリカは異次元な財政出動によるインフレの収束が見えないという世にも稀にみる対照的な国家運営をしている現状ですが、今世界の覇権を握ろうとする中国の財政については論じる専門家があまりいないので、中国国家統計局の公表データを元に紹介します。