化学

化学の知識アップデート一覧

生気論、酸と塩基の定義、貴ガス化合物、状態変化など化学の基礎知識アップデート一覧。

収録件数: 19 件
より正確になった 化学・物質科学

「ダイヤモンドは世界で最も頑丈で破壊不能」説

昔(20世紀)
ダイヤモンドはあらゆる衝撃に耐え、ハンマーで叩いても原則として割れない。
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今
ダイヤモンドは「摩耗に強い(引っかき硬度が世界一)」が、「衝撃への強さ(靭性)」はそれほど高くなく…
俗説だった 化学・物質科学

「酸性雨にあたるとハゲる」説

昔(20世紀)
酸性雨を頭に浴びると、毛根が酸で溶けて抜け毛が増え頭髪がハゲる。
↓
今
酸性雨のpHは強酸(レモン汁pH2等)ではなく弱酸(pH4〜5程度)であり、シャンプー等の酸性度と…
見直された 化学・物質科学

「錬金術は単なるオカルト・偽科学」説

昔(20世紀)
卑金属を金に変えようとした錬金術は、何の価値もないペテンとオカルトの歴史に過ぎない。
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今
蒸留・抽出装置の開発、塩酸・硝酸等の発見、実験器具の標準化など、近代化学を生み出した偉大な母体と再…
より正確になった 化学・物質科学

「プールの塩素臭は純粋な塩素の匂い」説

昔(20世紀)
プールの独特な強い匂いは、消毒用に投入された純粋な塩素ガス・次亜塩素酸の匂いである。
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今
純粋な塩素殺菌水はほぼ無臭。あの匂いは人の汗や尿に含まれるアンモニアと塩素が反応して生成された「ト…
より正確になった 化学・物質科学

「オゾンホールは悪化し続けて地球が滅びる」説

昔(20世紀)
フロンガスによるオゾン層破壊は二度と修復できず、紫外線増大で壊滅的被害が続く。
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今
モントリオール議定書(1987年)による全地球的なフロン全廃規制により、オゾン層は回復傾向にあり2…
俗説だった 化学・物質科学

「水は物質の情報を記憶する(水の記憶説)」説

昔(20世紀)
物質を無限希釈して分子が1個もなくなった水でも、水分子がその薬効の「記憶」を保持して効く。
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今
水分子の水素結合ネットワークの再配置はピコ秒(10のマイナス12乗秒)単位で行われるため、巨視的な…
否定された 化学・物質科学

燃焼=「フロギストン(燃素)の放出」説

昔(20世紀)
物は「フロギストン(熱素・燃素)」という成分を含んでおり、燃焼とはフロギストンが空気中に放出される…
↓
今
燃焼はフロギストンの放出ではなく、物質が空気中の「酸素」と急激に結合する酸化反応であることが証明さ…
俗説だった 化学・物質科学

「鉛筆の芯には有害な鉛が入っている」説

昔(20世紀)
鉛筆の芯を舐めたり体に刺さったりすると鉛中毒になる。
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今
鉛筆の芯の成分は「黒鉛(グラファイト:炭素)」と「粘土」であり、金属の鉛(Lead)はほとんど含ま…
俗説だった 化学・物質科学

「サビ(錆)は鉄だけに起きる現象」説

昔(20世紀)
サビとは鉄が赤くボロボロになる現象であり、銅やアルミニウムはサビない。
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今
銅の緑青(ろくしょう)やアルミニウムの白い被膜(不動態皮膜)もすべて金属の酸化反応による「サビ」で…
俗説だった 化学・物質科学

「ドライアイスの白い煙は二酸化炭素そのもの」説

昔(20世紀)
ドライアイスを入れた水から出る白い煙は「二酸化炭素(CO2ガスの可視化)」そのものだと誤解された。
↓
今
CO2ガス自体は無色透明であり、白い煙の正体はドライアイスの低温(-78.5℃)によって空気中の水…
より正確になった 化学・物質科学

「希ガス(貴ガス)は絶対に化合物を作らない」説

昔(20世紀)
希ガス(貴ガス:ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン等)は最外殻電子が閉殻で完全に安定…
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今
1962年にキセノン化合物(ヘキサフルオロ白金酸キセノン)が合成されて以来、多数の貴ガス化合物(X…
教科書が変わった 化学・物質科学

元素周期表113番「ニホニウム(Nh)」の日本初発見と記載

昔(20世紀)
周期表の後半の超重元素は海外研究チームの独占であり、113番元素も名前未定(ウヌントリウム)であっ…
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今
理化学研究所(森田浩介グループ)が亜鉛とビスマスの衝突により113番元素の合成に成功。日本およびア…
教科書が変わった 物理化学・酸塩基説

酸の定義「全ての酸には酸素が必要説」から「水素イオン(プロトン)放出説」へ

昔(18世紀末)
質量保存の法則を確立したレーボアジエは「酸素(Oxygen = 酸を生むもの)」こそが全ての酸の原…
↓
今
塩酸(HCl)など酸素を含まない酸が発見され、酸の本質は「水溶液中で水素イオン H+ を放出する物…
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