生物

生物の知識アップデート一覧

DNA構造、恐竜の復元、3ドメイン分類、生態観察など生物学の発見一覧。

収録件数: 23 件
俗説だった 生物学・生命科学

「人間は脳の10%しか使っていない」説

昔(20世紀)
アインシュタイン等の天才も含め、人間は普段脳の潜在能力の10%しか使っていない。
↓
今
fMRIやPET走査により、歌う・歩く・思考するなど日常生活のあらゆる場面で脳のほぼ全域が活発に使…
俗説だった 生物学・生命科学

「血液型と性格の関連性」説

昔(20世紀)
ABO式血液型(A型・B型・O型・AB型)によって性格や行動パターン、相性が決まるという血液型性格…
↓
今
大半の大規模心理調査(縄田健悟らによる日米1万人規模解析等)において、血液型と性格傾向・適性の間に…
俗説だった 生物学・生命科学

「レミング(タビネズミ)の集団自殺」説

昔(20世紀)
レミング(タビネズミ)は増えすぎると人口調節のために集団で断崖絶壁から海へ飛び込んで集団自殺すると…
↓
今
集団自殺は事実ではなく、餌を求めて集団移動(大移動)する際に川や海に誤って転落して溺死することや、…
俗説だった 生物学・生命科学

「ダチョウは危険を感じると砂に頭を突っ込む」説

昔(20世紀)
ダチョウは天敵や危険が迫ると、頭だけを砂の中に突っ込んで現実逃避・隠れたつもりになると信じられた。
↓
今
砂に頭を突っ込んでいるのではなく、地面に生んだ卵をくちばしで回転させて温めたり、低姿勢になって地面…
俗説だった 生物学・生命科学

「金魚の記憶力はわずか3秒間」説

昔(20世紀)
金魚は記憶力が極めて低く、3秒前の出来事を全て忘れてしまう。
↓
今
実験により、特定の音やレバー操作で餌が出る仕組みを学び、数ヶ月〜半一年以上記憶し続ける高い学習能力…
より正確になった 生物学・生命科学

「人体細胞数は60兆個」説

昔(20世紀)
成人男性の全身の細胞数は「約60兆個」であると長年教科書に記載されていた。
↓
今
2013年の研究で、身長・体重・臓器別細胞密度を精密計算した結果、実際は「約30兆個(赤血球が約2…
より正確になった 生物学・生命科学

「ダーウィンの進化論=強い者が勝つ」説

昔(20世紀)
進化とは強い生物が弱い生物を駆逐して勝ち残っていく弱肉強食のプロセスである。
↓
今
「強者」ではなく、その時々の環境変化に最も柔軟に適応した者が生き残る(適者生存)概念。
より正確になった 生物学・生命科学

「カメレオンの変色は背景に隠れるため」説

昔(20世紀)
カメレオンは敵から身を隠すために背景の葉や枝と同じ色に完璧に変化させる。
↓
今
保護色効果よりも、興奮・求愛・威嚇などの「感情コミュニケーション」や「体温・体調調節」が主目的であ…
より正確になった 生物学・生命科学

「シーラカンスは億年間全く進化していない」説

昔(20世紀)
シーラカンスは6600万年前から姿形が一切変化せずそのまま生き残ってきた「進化が止まった完全な生き…
↓
今
外見の骨格パターンは維持されているものの、ゲノム・遺伝子解析や解剖学的研究によれば心臓や浮き袋の構…
より正確になった 生物学・生命科学

「植物は会話も応答もしない静的な存在」説

昔(20世紀)
植物は感情も感覚もなく、虫に食べられても静かに耐えるだけの存在である。
↓
今
虫に喰われると揮発性有機化合物(VOC)を発して周囲の植物に危険を知らせ、害虫の天敵(ハチ等)を呼…
俗説だった 生物学・生命科学

「ラクダのコブの中身は蓄えられた水」説

昔(20世紀)
ラクダは砂漠で生き抜くため、コブの中に大量の「水」を蓄えている。
↓
今
コブの中身は水ではなく「脂肪(エネルギー源)」である。脂肪が代謝される際に水(代謝水)も生まれるが…
教科書が変わった 生物学・生命科学

脊椎動物「鳥類」独立分類から「恐竜・爬虫類の一脈」へ

昔(20世紀)
「魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類」の5大綱がそれぞれ完全に独立して並列分類されると習っていた。
↓
今
分子系統学と化石研究の進展により、「鳥類」は進化系統上「恐竜(獣脚類恐竜)」の直接の生き残りであり…
教科書が変わった 生物学・生命科学

昆虫の足「お腹からも生えている」誤解と胸部集中の構造

昔(20世紀)
昆虫のからだは「頭部・胸部・腹部」に分かれ、足は「胸部から6本生えている」という模式図が単純化して…
↓
今
胸部がさらに前胸・中胸・後胸の3節に分かれており、3対の足はそれぞれの胸節から1対ずつ生えていると…
教科書が変わった 生物学・生命科学

味覚の「辛味」誤解と基本5味覚(うま味の追加)

昔(20世紀)
舌で感じる味には「甘味・酸味・塩味・苦味・辛味」の5つがあると考えられていた。
↓
今
生理学上の基本味覚は「甘味・酸味・塩味・苦味・**旨味(うま味)**」。**「辛味」は味覚ではなく…
教科書が変わった 分類学・分子系統学

生物分類の最高階層「2界説・5界説」から「3ドメイン説(ドメイン)」へ

昔(昭和〜平成初期)
生物は「動物界・植物界」の2界説、あるいは「原核生物・原生生物・菌類・植物・動物」の5界説(ホイタ…
↓
今
rRNA遺伝子解析に基づき、すべての生物は「細菌(バクテリア)」「古細菌(アーキア)」「真核生物(…
教科書が変わった 分類学・菌類学

「キノコやカビ(菌類)は植物の一種」説から独立した「菌界」へ

昔(明治〜昭和)
移動しないことや細胞壁を持つことから、キノコやカビ・酵母は「葉緑素を持たない植物」として植物学の中…
↓
今
菌類(Fungi)は従属栄養でキチン質の細胞壁を持ち、分子系統学的には植物よりもむしろ動物に近い独…
教科書が変わった 分子生物学

遺伝の担い手「タンパク質主役説」から「DNA二重らせん構造」の解明へ

昔(1940年代まで)
複雑な遺伝情報を担う主役は20種類の組み合わせがある「タンパク質」であり、4種類の塩基しかないDN…
↓
今
エイブリーの実験およびワトソン、クリック、ロザリンド・フランクリンのX線回折写真データにより、DN…
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