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日本政府が国債を発行したあとの各経済主体への各資金循環のプロセスを図で表しています。フリー画像を用いていますので著作権者の方で不都合の方はご連絡ください。
市中銀行が国債を購入した場合
日本銀行が市中銀行が購入した国債を購入する場合
日本銀行と政府のバランスシート
下の図は日本政府と日本銀行のバランスシートを統合させたものです。数量政策学者の高橋洋一内閣官房参与によると、日本銀行は資産の国債以上の当座預金を増やさない暗黙のルールがあるそうです。これに対し、高橋参与は10年以上前から「国債を発行する時にお金を刷れば無限に刷れる」と現在勢いを増すMMT(現代貨幣理論)と同じようなことを言っていました。現在は金融政策によって国債を多く購入し、保有量ぎりぎりまで当座預金を増やしています。
以下はアベノミクス「第一の矢」である金融政策前(平成24年度)の日銀の貸借対照表です。現在の日銀が保有する国債は約6倍に増え、当座預金額は15倍まで膨らんでいます。