気象庁データを用いて温暖化を推し測る

気象庁データを用いて温暖化を推し測る

 気象庁が公開している過去の気象データを使って、東京の月別平均気温の推移をまとめたサイト「東京 月別平均気温推移(1945-2025年)」を作りました。戦後から現在まで81年という長い期間を扱っているので、単に「今年は暑い」といった話ではなく、気温がどのように変化してきたのかを眺められるようにしています。

 気象データというと、どうしてもグラフを出して終わりになりがちですが、実際には観測環境の変化や都市化の影響など、数字を見る上で気にしておくべき点がいくつもあります。このサイトでは、そうした前提条件や注意点もなるべく書き添えるようにしました。専門的な分析まではできませんが、「この数字はそのまま比較して大丈夫なのか」と一度立ち止まって考える材料になればと思っています。

 月別の推移を重ねて表示できるようにしているのは、季節ごとの違いを直感的に見てほしかったからです。夏の気温上昇が目立つのはもちろんですが、冬や春の変化にも意外と気づくことがあります。自分自身、データを整理する過程で認識を改めることが何度かありました。

 また、欠測値の扱いやデータ処理の方法についても簡単に触れています。正直なところ、完璧な処理とは言えませんが、少なくとも「どういう前提でこのグラフを作っているか」は分かるようにしておきたかった部分です。見る人が安心して使えるように、できる範囲で情報を開示しています。

 このサイトは、結論を示すことよりも、「考える材料を置いておく」ことを意識して作っています。気候変動やヒートアイランドといったテーマについても、強い主張をするつもりはありません。ただ、データを見ながら「なぜこうなっているのだろう」と考えるきっかけになれば、それで十分だと思っています。

 勉強や調べ学習の補助として、あるいは単純に気温の変化を眺める用途としてでも構いません。派手な機能はありませんが、公式データをベースに、できるだけ丁寧にまとめたつもりです。もし何かの参考になりそうでしたら、気軽に使ってもらえるとうれしいです。

東京 月別平均気温推移(1945-2025年)
https://hagitaka.work/weather/

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