「リカードの等価命題(減税しても消費は一切増えない)」の前提条件と現実の乖離
リカード等価命題の前提と現実に関する財政学的アップデート。
📜 昔の理解・旧説 (1970年代〜1990年代)
減税を国債発行で賄っても、国民は将来の増税を見越して減税分をすべて貯蓄に回すため、家計消費は一切増えない(リカードの等価命題 / バローの中立命題)。
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UPDATE
✨ 現在の理解・最新説 (1990年代〜)
理論上の仮定(流動性制約がない・家計の無限界遺産動機等)が現実には満たされないため、現実の減税政策はある程度の消費刺激効果を持つことが実証分析で示されている。
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なぜ理解が変わったのか?(研究・発見の経緯)
ロバート・バローの再定式化(1974年)とその後の実証計量分析における消費反応の確認。
📚 参考資料・一次文献・論文
- 📄 Barro, R. J. 'Are Government Bonds Net Wealth?' (Journal of Political Economy, 1974年)