97
Bk
バークリウム
Berkelium
アクチノイド
バークリウムは原子番号97のアクチノイドで、カリフォルニア大学バークレー校にちなんで命名されました。 1949年にシーボーグらがアメリシウムにα粒子を照射して発見しました。 Bk-249は超重元素合成の標的として重要で、テネシン(Ts)の合成に使用されました。 年間数十mg程度しか生産されない非常に希少な元素です。
原子量
[247]u
融点
986°C
沸点
2627°C (推定)
密度
14.8g/cm³
半減期
330日 (Bk-249)
電子配置
[Rn] 5f⁹ 7s²
📸 ギャラリー
UCバークレー
命名由来 - Berkeley。
超重元素
合成標的 - Ts生成に使用。
希少
年産数十mg - 極めて稀。
🔧 主な用途
⚛️ 超重元素合成
Bk-249 + Ca-48 → Ts-294。テネシンの合成に不可欠。
🔬 科学研究
アクチノイドの化学・結晶構造の研究。
📊 基礎物理
5f電子の挙動・磁性の研究。
⚠️ 商業利用なし
希少性と放射能のため研究用途のみ。
🔬 製造方法
1
原子炉でのキュリウム中性子照射
高フラックス同位体炉(HFIR)でCm-244に長期間中性子照射し、連続中性子捕獲でBk-249を生成します。年間数十mg程度の生産量です。
2
溶媒抽出による分離精製
照射後のターゲットを溶解し、HDEHP等の溶媒抽出とイオン交換クロマトグラフィーで他のアクチノイドから分離・精製します。
📰 ニュース
取得中...
🔗 関連情報・外部リンク
💡 豆知識
🏫 バークレー校
シーボーグの研究室があったUCバークレーから命名。
🔬 テルビウムと対
周期表でTb(テルビウム)の下に位置。命名も地名つながり。
💰 1g10億ドル
生産コストは推定で1gあたり約10億ドル。
⚠️ 安全情報
☢️ 放射性物質
すべての同位体が放射性。Bk-249の半減期は330日。α線・β線放出体です。
🏭 極めて希少
世界でもごく微量しか生産されず、一般人が接触する機会はほぼありません。
🔬 研究施設のみ
高度な遮蔽・放射線管理設備を持つ専門施設でのみ取り扱い可能です。