96
Cm
キュリウム
Curium
アクチノイド
キュリウムは原子番号96のアクチノイドで、放射能研究の先駆者キュリー夫妻にちなんで命名されました。 1944年にシーボーグらがプルトニウムにα粒子を照射して発見しました。 Cm-244は崩壊熱が大きく、宇宙探査機のAPXS(α粒子X線分光器)の線源として火星探査車に搭載されています。 強い放射能のため、暗闘で明るく発光します。
原子量
[247]u
融点
1345°C
沸点
3110°C
密度
13.5g/cm³
半減期
18.1年 (Cm-244)
電子配置
[Rn] 5f⁷ 6d¹ 7s²
📸 ギャラリー
キュリー夫妻
命名由来 - Marie & Pierre。
火星探査
APXS - 元素分析。
自己発光
放射線励起 - 明るく光る。
🔧 主な用途
🔭 APXS線源
Cm-244でα線放出。火星探査車で岩石の元素分析に使用。
🔋 熱電発電
崩壊熱が大きく、小型RTGの研究。Pu-238の代替候補。
⚛️ 超重元素合成
加速器でCm標的に重イオン照射。新元素合成の原料。
🔬 科学研究
アクチノイドの磁性・電子構造の研究。
🔬 製造方法
1
原子炉でのプルトニウム-239中性子照射
Pu-239に原子炉で中性子を照射し、Pu-239→Pu-240→Pu-241→Am-241→Am-242→Cm-242の連続反応でキュリウムを生成します。
2
アメリシウムからの合成
Am-241に中性子照射してAm-242とし、β崩壊でCm-242を得ます。Cm-244は使用済み核燃料からも分離・精製されます。
📰 ニュース
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🔗 関連情報・外部リンク
💡 豆知識
🏆 ノーベル賞夫妻
命名由来のキュリー夫妻は2人ともノーベル賞受賞者。
🔬 ガドリニウムと対
周期表でGdの下に位置。ランタノイド/アクチノイドの類似性。
💡 明るい発光
Cm-242は1gあたり120Wの崩壊熱。暗闘で明るく光る。
⚠️ 安全情報
☢️ 強放射性
非常に強いα線放出体。Cm-244の半減期は18.1年。崩壊熱が高く、十分な遮蔽と冷却が必要です。
🦴 骨への蓄積
体内に入ると骨に蓄積し、長期間放射線を放出。吸入・経口摂取を厳重に防ぐ必要があります。
🔬 研究施設のみ
専門の研究施設でのみ取り扱い可能。グローブボックスなどの遠隔操作設備が必須です。