98
Cf
カリホルニウム
Californium
アクチノイド
カリホルニウムは原子番号98のアクチノイドで、カリフォルニア州にちなんで命名されました。 1950年にシーボーグらがキュリウムにα粒子を照射して発見しました。 Cf-252は自発核分裂で大量の中性子を放出し、携帯型中性子線源として工業・医療に広く利用されています。 1gあたり2700万ドルという最も高価な物質の一つです。
原子量
[251]u
融点
900°C
沸点
1470°C (推定)
密度
15.1g/cm³
半減期
2.65年 (Cf-252)
電子配置
[Rn] 5f¹⁰ 7s²
📸 ギャラリー
中性子線源
Cf-252 - 自発核分裂。
油井探査
中性子ロギング - 石油探査。
がん治療
中性子捕捉療法 - 研究中。
🔧 主な用途
🛢️ 油井探査
中性子ロギングで石油・ガス層の位置・品質を測定。
🔬 原子炉起動
携帯型中性子線源として原子炉の起動に使用。
💊 がん治療
中性子捕捉療法(BNCT)の中性子源として研究。
🔍 非破壊検査
中性子ラジオグラフィーで航空機部品等の内部検査。
🔬 製造方法
1
原子炉での長期中性子照射
高フラックス同位体炉(HFIR)でキュリウム標的に数年間中性子照射し、連続中性子捕獲でCf-252を生成します。年間生産量は世界で約0.5gです。
2
キュリウムからの段階的合成
Cm-244→Cm-245→Cm-246→Bk-249→Cf-249→Cf-250→Cf-251→Cf-252と段階的に中性子捕獲・β崩壊を経て合成します。
📰 ニュース
取得中...
🔗 関連情報・外部リンク
💡 豆知識
💰 最も高価
1gあたり約2700万ドル。世界最高価格の物質の一つ。
⚛️ 自発核分裂
Cf-252は3%が自発核分裂。1μgで秒間230万個の中性子。
🔬 ジスプロシウムと対
周期表でDyの下に位置。ランタノイド/アクチノイド類似。
⚠️ 安全情報
☢️ 強放射性
Cf-252は強力な中性子源。1μgで毎秒230万個の中性子を放出。適切な遮蔽が必須です。
💀 極めて危険
α線・中性子ともに強力。吸入すると骨・肝臓に蓄積し、深刻な健康被害を引き起こします。
📋 厳格な管理
核物質として国際的に管理。許可を受けた研究施設でのみ取り扱い可能です。