開花期2023年6月19日

和名:白粉花、白粧花(オシロイバナ)

学名Mirabilis jalapa L.

分類1:種子植物・被子植物・双子葉類・離弁花類

分類2:多年生植物(多年草)、虫媒花、夕方咲き

系統:ナデシコ目・オシロイバナ科・オシロイバナ属

原産:北アメリカ、江戸時代に薬用として移入し、1694年に確認される。帰化植物(侵入生物データベース

世界の分布:南アメリカ,アフリカ,アジア,オセアニア(侵入生物データベース)

日本の分布:北海道、本州、四国、九州

生息地:土手、河川敷、空き地、道路脇など

花期:6月下旬、7月、8月、9月、夏、秋

花弁の色:白色、赤色、黄色、混色

花弁の大きさ:2.5cm、3.0cm

草丈:~2m

毒成分:全草にトリゴネリン(trigonelline)を含み、嘔吐や腹痛、下痢などが発症するおそれがある。

薬効その他活用法:生葉をもみ絞った汁が、「疥癬(ひぜん)」というダニが皮ふに寄生する病気の治療に使われていた。汗疹にその汁を塗っても効果があるという。(和漢薬草宝典)英語版Wikipediaでも葉に炎症を抑制する効果があるとしている。また根は漢方の「紫茉莉根」という生薬となり、利尿や関節炎などに利用されている。

名前の由来:黒い種子を砕くと中に白粉のような白い粉末(=胚乳)があることから名付けられた。

食用:

オシロイバナは美味しいと思いますか?

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レア度(総合):C

レア度(月別):

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
BCCC

備考:夏から秋の夕暮れに映える帰化植物。1980年代は赤色が主だった記憶があるが、昨今では様々な色の花弁の種を見るようになった。道路脇や空き地では頻繁に見るが、荒川の土手で見ることはほとんどないのが不思議だ。

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