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ELEMENT DATABASE
39
Y
イットリウム
Yttrium
遷移金属

イットリウムは原子番号39の遷移金属で、銀白色の光沢を持つ軟らかい金属です。 希土類元素と類似した化学的性質を持ち、しばしばランタノイドと一緒に産出されます。 YAGレーザー(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)は工業用切断や医療手術に、 白色LEDの赤色蛍光体にはYAG:Ceが使用され、照明革命に貢献しています。

原子量
88.906u
融点
1526°C
沸点
3345°C
密度
4.47g/cm³
発見年
1794
電子配置
[Kr] 4d¹ 5s²

📸 ギャラリー

🔧 主な用途

🔦 YAGレーザー

Nd:YAGは金属加工、眼科手術、脱毛など幅広く使用。

💡 LED蛍光体

YAG:Ce(セリウム添加)で青色LEDを白色光に変換。

⚡ 高温超伝導体

YBCO(Y-Ba-Cu-O)は液体窒素で超伝導。MRI研究に。

🔩 アルミ合金

微量添加で結晶微細化、強度と耐食性を向上。

🔬 製造方法

1

バストネサイトからの溶媒抽出

希土類鉱石(バストネサイト等)を酸で溶解し、溶媒抽出でイットリウムを分離・精製します。

2

イオン交換法

希土類元素の混合溶液からイオン交換樹脂を用いてイットリウムを高純度で分離します。

📰 ニュース

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🔗 関連情報・外部リンク

💡 豆知識

🇸🇪 名前の由来

スウェーデンのイッテルビー村から。4つの元素名がこの村由来。

🎖️ 1987年の革命

YBCO発見で超伝導温度が77K以上に。ノーベル物理学賞受賞。

💎 模造ダイヤモンド

イットリア安定化ジルコニア(YSZ)がキュービックジルコニアの基盤。

⚠️ 安全情報

🧪 低毒性

イットリウム化合物は低毒性ですが、過剰摂取は肝臓に影響を与える可能性。

🔥 粉塵は可燃性

微粉末は空気中で自然発火する危険。火花や熱源から離して保管。

👁️ 目の刺激

イットリウム化合物の粉塵は目や皮膚に刺激を与えることがあります。保護具使用。

🧪 この元素を含む化合物