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ELEMENT DATABASE
38
Sr
ストロンチウム
Strontium
アルカリ土類金属

ストロンチウムは原子番号38のアルカリ土類金属で、銀白色の柔らかい金属です。 炎色反応で美しい深紅色を示すため、花火や照明弾に広く使用されます。 ストロンチウムチタン酸塩は高誘電率コンデンサに、ストロンチウムアルミン酸塩は蓄光材料に利用されます。 また、Sr-90は冷戦時代の核実験で環境問題となった放射性同位体としても知られています。

原子量
87.62u
融点
777°C
沸点
1382°C
密度
2.64g/cm³
発見年
1790
電子配置
[Kr] 5s²

📸 ギャラリー

🔧 主な用途

🎆 花火・照明弾

深紅色の発色剤として。硝酸ストロンチウムや炭酸ストロンチウムを使用。

✨ 蓄光材料

SrAl₂O₄:Eu(ストロンチウムアルミン酸塩)は8時間以上発光。

📺 CRTテレビ

ブラウン管の前面ガラスに添加し、X線を遮蔽(現在は廃止)。

💊 骨粗鬆症治療

ストロンチウムラネレートが骨形成を促進(一部地域で承認)。

🔬 製造方法

1

天青石の炭素還元

天青石(SrSO₄)を炭素と反応させて硫化ストロンチウムを生成し、さらに処理して金属を得ます。

2

電解法

溶融塩化ストロンチウムを電気分解して高純度の金属ストロンチウムを製造します。

📰 ニュース

取得中...

🔗 関連情報・外部リンク

💡 豆知識

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿 名前の由来

スコットランドのストロンティアン村で発見された鉱物から命名。

☢️ Sr-90問題

核実験由来のSr-90は骨に蓄積。冷戦時代の環境問題に。

🦷 知覚過敏用歯磨き粉

塩化ストロンチウムが象牙細管を封鎖し知覚過敏を緩和。

⚠️ 安全情報

💧 水との反応

金属ストロンチウムは水と反応して水素を発生。発火の危険があります。

☢️ Sr-90の危険

放射性同位体Sr-90は骨に蓄積し白血病や骨癌のリスク。核事故の主要汚染物質。

🦴 骨への影響

カルシウムと似た性質で骨に取り込まれやすい。安定同位体は比較的安全。

🧪 この元素を含む化合物