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ELEMENT DATABASE
76
Os
オスミウム
Osmium
遷移金属

オスミウムは原子番号76の遷移金属で、全元素中最も密度が高い(22.59 g/cm³)です。 イリジウムとの合金(オスイリジウム)は極めて硬く、高級万年筆のペン先に使用されます。 OsO₄(四酸化オスミウム)は電子顕微鏡の試料染色剤として生物学研究に不可欠です。 特有の刺激臭があり、「臭い」を意味するギリシャ語から命名されました。

原子量
190.23u
融点
3033°C
沸点
5012°C
密度
22.59g/cm³
発見年
1803
電子配置
[Xe] 4f¹⁴ 5d⁶ 6s²

📸 ギャラリー

🔧 主な用途

✒️ ペン先合金

オスイリジウム合金は極めて硬く耐摩耗性抜群。高級万年筆に。

🔬 電子顕微鏡染色

OsO₄は脂質を固定・染色。細胞膜観察に必須。

💿 電気接点

高い硬度と耐食性。精密機器の電気接点に。

📅 年代測定

Re-Os年代測定法。鉄隕石や硫化鉱床の年代測定に。

🔬 製造方法

1

白金族金属の精錬副産物

ニッケル・銅精錬のアノードスライムから白金族を分離する過程でオスミウムを回収。

2

蒸留法(四酸化オスミウム)

酸化剤存在下で加熱すると揮発性OsO₄となる性質を利用。蒸留で分離後、水素還元で金属オスミウム製造。

📰 ニュース

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🔗 関連情報・外部リンク

💡 豆知識

👃 臭い由来

ギリシャ語「osme」(臭い)から。OsO₄の刺激臭。

🏆 密度No.1

イリジウムとの僅差で最高密度。計測精度で議論も。

⚠️ 猛毒

OsO₄は極めて有毒。目や皮膚への刺激が強い。

⚠️ 安全情報

☠️ 四酸化オスミウムは猛毒

OsO₄は極めて有毒で揮発性。微量でも目・呼吸器に重大な損傷。失明の危険。

🫁 呼吸器障害

蒸気の吸入は肺水腫を引き起こす可能性。必ずドラフト内で取り扱う。

🔬 厳重な管理必要

金属オスミウムは比較的安定だが、酸化物生成に注意。専門知識が必須。

🧪 この元素を含む化合物