12
Mg
マグネシウム
Magnesium
アルカリ土類金属
マグネシウムは原子番号12のアルカリ土類金属で、実用金属の中で最も軽い構造材です。 銀白色の金属で、燃焼すると強烈な白色光を放ちます。花火やフラッシュバルブに利用されてきました。 アルミニウムとの合金は航空機や自動車の軽量化に貢献。クロロフィルの中心原子として光合成に不可欠で、 人体でも300以上の酵素反応に関与する必須ミネラルです。
原子量
24.305u
融点
650°C
沸点
1090°C
密度
1.74g/cm³
発見年
1808年
電子配置
[Ne] 3s²
📸 ギャラリー
マグネシウム金属
金属マグネシウム - 銀白色の軽金属。空気中で酸化皮膜を形成。
燃焼
マグネシウムの燃焼 - 強烈な白色光を放ち燃焼。直視は危険。
クロロフィル
クロロフィル分子 - 中心にMgイオン。光合成の主役。
🔧 主な用途
✈️ 航空・自動車
アルミニウムとの合金は軽量・高強度。航空機部品、自動車ホイール、ノートPCケースに使用。
🎆 花火・照明弾
燃焼時の強烈な白色光を利用。フラッシュバルブ、照明弾、花火の白色効果。
⚗️ 冶金・還元剤
チタンやウランの製錬に還元剤として使用。活性な金属を取り出すグリニャール試薬。
💊 医薬品・サプリ
酸化マグネシウムは制酸剤・下剤。サプリメントとして筋肉・神経機能をサポート。
🔋 マグネシウム電池
リチウムより安全で資源豊富。次世代電池として研究開発が進む。
🧱 耐火物
酸化マグネシウム(マグネシア)は高融点。製鉄炉の内張りに使用。
⚗️ 製造方法
1
電解法(ダウ法)
塩化マグネシウムの溶融塩電解。海水や塩湖の鹹水から塩化マグネシウムを得て電気分解。
MgCl₂ → Mg + Cl₂
2
熱還元法(ピジョン法)
ドロマイト(CaMg(CO₃)₂)をフェロシリコンで高温還元。中国で主流の製法。
2MgO + Si → 2Mg + SiO₂
📰 ニュース
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🔗 関連情報・外部リンク
💡 豆知識
🌊 海水から無尽蔵
海水1トンに約1.3kgのマグネシウム。海水からの抽出で資源は実質無尽蔵。
🌿 光合成の立役者
クロロフィルの中心原子。植物の緑色はマグネシウムなしでは存在しない。
📛 名前の由来
ギリシャ・マグネシア地方で産出した鉱石(マグネシア白土)に由来。
⚠️ 安全情報
🔥 可燃性
マグネシウムは燃えると強烈な白色光を発し、消火が困難。水をかけてはいけません。
💨 粉塵爆発
微粉末は空気中で爆発性があります。取り扱いに注意。
✅ 必須ミネラル
人体に必要なミネラル。食品からの摂取は安全です。