55
Cs
セシウム
Cesium
アルカリ金属
セシウムは原子番号55のアルカリ金属で、金色がかった銀白色の非常に柔らかい金属です。 セシウム133の振動数を基準に「1秒」が定義されており、原子時計の心臓部です。 電気陰性度が最も低い元素の一つで、水と爆発的に反応します。 福島原発事故で放出されたCs-137は半減期30年で、環境汚染の主要因となりました。
原子量
132.91u
融点
28.4°C
沸点
671°C
密度
1.93g/cm³
発見年
1860年
電子配置
[Xe] 6s¹
📸 ギャラリー
原子時計
セシウム原子時計 - 1秒の国際定義の基準。
水との反応
爆発的反応 - アルカリ金属で最も激しい。
低融点金属
手の体温で融解 - 融点28.4°C。
🔧 主な用途
⏱️ 原子時計
Cs-133の超微細遷移で1秒を定義。GPS衛星に搭載。
🛢️ 石油掘削
ギ酸セシウム溶液は高密度で掘削泥水に使用。
📡 光電管
低いイオン化エネルギーで光電効果に最適。
🚀 イオンエンジン
初期の宇宙推進システムの推進剤として使用。
🔬 製造方法
1
ポルサイトの酸処理
ポルサイト(CsAlSi₂O₆)を硫酸で分解してセシウム塩を得る。カナダのバーニック・レイク鉱山が主要産地。
2
電解法
塩化セシウムの溶融塩電解で金属セシウムを得る。反応性が高いため不活性ガス雰囲気で取り扱う。
📰 ニュース
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🔗 関連情報・外部リンク
💡 豆知識
📏 時間の定義
1秒=Cs-133の9,192,631,770振動。1967年に採用。
🔵 空色の名前
ラテン語caesius(空色)から。分光分析で青い輝線。
☢️ Cs-137問題
半減期30年。福島・チェルノブイリで環境汚染の主因。
⚠️ 安全情報
💥 水と爆発的反応
セシウムはアルカリ金属で最も反応性が高い。水との接触で爆発。
☢️ 放射性Cs-137
Cs-137は細胞に入り込み、ガンマ線を放出。内部被曝のリスク。
🖐️ 皮膚腐食
金属セシウムは空気中で発火し、皮膚に激しい化学熱傷。