👷 日本の労働力データ可視化

1953年〜2024年の労働力調査データをインタラクティブにビジュアライズ
就業率・失業率・労働力人口の推移を男女別・年代別に分析

📁 データソース: 総務省統計局「労働力調査」
長期時系列表2 就業状態別15歳以上人口
就業率(2024年)
労働力人口比率(2024年)
完全失業率(2024年)
15歳以上人口(2024年)

📌 このセクションのポイント

  • 日本の就業率は1953年の61.9%から2024年の61.4%へほぼ横ばい
  • 完全失業率は高度成長期の1〜2%台から、2002年に過去最高の5.4%を記録
  • 近年は労働力不足を背景に失業率が2%台前半まで改善
  • 女性の労働参加率が上昇し、労働力人口全体を下支え

主要指標の推移

就業率、労働力人口比率、完全失業率の長期トレンドを一覧表示

📊 読み取りポイント: 就業率(青)と労働力人口比率(緑破線)はほぼ連動して推移。失業率(オレンジ)は1990年代後半〜2000年代初頭に急上昇し、「失われた20年」の影響が顕著に表れています。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月
🏭 高度成長期 🏢 安定成長期 📉 バブル崩壊 🦠 コロナ禍

📌 就業率のポイント

  • 高度成長期は65%前後の高水準で安定推移
  • バブル崩壊後〜2010年代前半に59%台まで低下
  • 女性・高齢者の就業増加により2020年代は61%台へ回復

就業率の推移

15歳以上人口に占める就業者の割合

📊 読み取りポイント: 就業率は人口構造(高齢化)の影響を受けやすい指標。近年の上昇は女性・高齢者の労働参加が主因です。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月

就業者数の推移

実際の就業者数(万人)

📊 読み取りポイント: 就業者数は1997年に6,557万人でピークを迎え、その後減少傾向。人口減少下でも労働参加率上昇で下支えされています。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月

📌 労働力人口のポイント

  • 労働力人口は1998年の6,793万人がピーク
  • 生産年齢人口減少にもかかわらず、女性・高齢者の参入で横ばい維持
  • 労働力人口比率は高度成長期70%超から現在63%前後へ低下

労働力人口比率の推移

15歳以上人口に占める労働力人口の割合

📊 読み取りポイント: 労働力人口比率の長期低下は高齢化の反映。近年は女性・高齢者の就労増加で下げ止まり傾向。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月

労働力人口の推移

労働力人口(就業者+完全失業者)の実数

📊 読み取りポイント: 労働力人口は就業者と失業者の合計。人口減少局面に入っても6,900万人前後を維持しています。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月

📌 失業率のポイント

  • 高度成長期は1〜2%台の「完全雇用」状態
  • 2002年に5.4%の過去最高を記録(バブル崩壊後の影響)
  • 2020年代は人手不足を背景に2.5%前後まで低下
  • 男女差は縮小傾向、若年層の失業率が相対的に高い

完全失業率の推移

労働力人口に占める完全失業者の割合

📊 読み取りポイント: 失業率は景気の遅行指標。1990年代後半〜2000年代初頭の急上昇は金融危機・産業構造転換の影響です。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月

完全失業者数の推移

完全失業者の実数(万人)

📊 読み取りポイント: 失業者数は2002年に359万人でピーク。近年は180万人前後まで減少しています。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月

📌 男女比較のポイント

  • 女性の労働参加率は1953年53%→2024年55%へ上昇
  • M字カーブ(出産・育児期の離職)は近年大幅に改善
  • 男性の労働参加率は85%72%へ低下(高齢化の影響)
  • 男女の就業率格差は縮小傾向

男女別就業率の推移

男女それぞれの就業率の長期トレンド

📊 読み取りポイント: 男性(実線)の低下と女性(破線)の上昇により、格差は約30ptから約14ptへ縮小しています。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月

男女別労働力人口比率の推移

男女それぞれの労働力人口比率

📊 読み取りポイント: 女性の労働力人口比率は近年急上昇。男性は高齢化により緩やかに低下しています。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月

女性の就業率変化

女性の社会進出を示す就業率の上昇トレンド

📊 読み取りポイント: 女性の就業率と労働力人口の両面から社会進出の進展を確認できます。特に1985年の男女雇用機会均等法以降の変化に注目。
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対象期間: 1953年〜2024年 最終更新: 2024年12月

🔬 推論コーナー

労働力調査データと他の統計データを組み合わせて、様々な相関関係を探ります

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就業率×税収 相関係数
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女性就業率×税収 相関
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最大相関ラグ(年)
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ラグ適用後の相関

就業率と税収総額の年推移

就業率(%)と租税総額(兆円)の長期トレンド比較

散布図:就業率変化 vs 税収変化

前年差同士の相関を視覚化(同時点)

ラグ相関分析

就業率の変化が税収に反映されるまでの遅延を分析

属性別就業率と税収の関係

男性・女性それぞれの就業率と税収の相関を比較

📊 分析結果サマリー

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0570-064-556
都道府県により対応時間が異なります
厚生労働省 まもろうよ こころ
相談窓口一覧サイト →
SNS相談・電話相談・対面相談の情報
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失業率×自殺死亡率 相関係数
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男性の相関
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女性の相関
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最大相関ラグ(年)

失業率と自殺死亡率の年推移

完全失業率(%)と自殺死亡率(人口10万対)の長期トレンド比較(1990年〜2024年)

散布図:失業率 vs 自殺死亡率

各年の失業率と自殺死亡率の関係

ラグ相関分析

失業率の変化が自殺率に影響するまでの時間差

男女別:失業率と自殺死亡率

男性・女性それぞれの失業率と自殺死亡率の推移

年齢別:自殺者数の推移

各年齢層における自殺者数の変化(1998年の急増と近年の若年層増加に注目)

年齢別:失業率との相関係数

どの年齢層が失業率と最も強く相関しているか

📊 分析結果サマリー

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⚠️ データの解釈に関する注意

  • 相関関係は因果関係を意味しません。自殺には複合的な要因が関与しています。
  • 失業以外にも、精神的健康、人間関係、経済的困窮など多くの要因が影響します。
  • このデータは政策立案や社会的支援の参考とすることを目的としています。
  • データ出典: 厚生労働省「人口動態統計」、警察庁「自殺統計」、総務省「労働力調査」

ひとりで悩まないでください。相談窓口があなたの話を聴きます。

💡 「就業率が上がると賃金が下がる?」一見矛盾する現象の解説

📉 構成効果(Composition Effect)

就業率が上がる局面では、新たに労働市場に参入する人の多くが相対的に低賃金の職種(パート、非正規、未経験者)から始まるため、平均賃金が一時的に下がることがある。

📈 需給効果(Supply-Demand Effect)

労働市場が逼迫し失業率が下がると、企業間で人材獲得競争が激化し、賃金が上昇圧力を受ける。特に失業率が低い期間が続くと効果が顕在化。

結論:短期では構成効果が優位になりやすく「就業率↑ → 平均賃金↓」に見えるが、中長期で需給逼迫が続くと「失業率↓ → 賃金↑」の需給効果が現れる。両効果の時間差を理解することが重要。

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失業率変化×賃金変化 相関
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就業率×平均賃金 相関
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失業率→賃金(1年ラグ)
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2024年 平均給与

① 失業率の変化と賃金の変化(前年差)

失業率が下がる(改善)と賃金は上がるか?需給効果の検証

散布図:失業率変化 vs 賃金変化

前年差同士の相関(負の相関=需給効果)

散布図:就業率 vs 平均賃金

構成効果により負の相関が出やすい

② 就業率と平均賃金の推移

就業率上昇期に平均賃金が伸び悩む「構成効果」を確認

③ 構成効果 vs 需給効果のタイムライン

就業率変化(前年差)と賃金変化(前年差)の時間的関係

④ ラグ相関:失業率→賃金の遅延効果

失業率の変化が賃金に反映されるまでの時間差を分析

📊 分析結果サマリー

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📈 フィリップス曲線とは?

1958年に経済学者A.W.フィリップスが発見した、失業率と賃金上昇率(またはインフレ率)の負の相関関係を示す曲線。

理論的解釈:失業率が低い → 労働市場が逼迫 → 企業は人材確保のため賃上げ → 賃金上昇率が高くなる

⑤ フィリップス曲線:失業率 vs 賃金上昇率

横軸に失業率、縦軸に賃金上昇率をプロットし、時系列の変化を追跡

⚠️ 現代日本でフィリップス曲線が「フラット化」している理由

従来の理論では、失業率が下がれば賃金は上がるはずですが、日本では失業率が低下しても賃金上昇が鈍い「フラット化」現象が観察されます。

📉 非正規雇用の増加

労働者の約4割が非正規。正社員と比べ賃金交渉力が弱く、時給ベースでの調整が中心となるため、全体の賃金上昇が抑制される。

🏭 労働組合の交渉力低下

組合組織率は1970年代の35%から現在は約17%まで低下。春闘の影響力も弱まり、企業横断的な賃上げ圧力が減少。

🌍 グローバル競争

海外との価格競争により、企業は人件費抑制を優先。製造業の海外移転や、国際的な賃金水準との比較が賃上げの制約に。

🔄 雇用形態での調整

企業は「賃上げ」ではなく「雇用形態の変更」で労働コストを調整。正社員の賃金を上げる代わりに、非正規・派遣・業務委託を増やす傾向。

💡 結論:日本の労働市場は構造的に変化しており、従来のフィリップス曲線の関係が弱まっています。2022年以降、物価上昇を背景にようやく賃上げ機運が高まりつつありますが、欧米と比較すると依然として賃金の伸びは緩やかです。

⑥ 時代別フィリップス曲線の傾き

高度成長期・バブル期・失われた30年・近年で曲線の傾きがどう変化したか

📊 フィリップス曲線分析

データ読み込み中...

📁 データ出典

  • 国税庁「民間給与実態統計調査」(2014年〜2024年)
  • 総務省統計局「労働力調査」

🚨 失業率と犯罪の関係を探る

経済学的背景:失業率と犯罪率の関係は「ベッカーの犯罪の経済学」で理論化されています。
失業により合法的な収入機会を失うと、犯罪による利得が相対的に魅力的になり、特に財産犯(窃盗、詐欺など)が増加する可能性があります。
ここでは、強盗・窃盗・詐欺の認知件数と失業率の関係を分析します。

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失業率×強盗 相関係数
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失業率×窃盗 相関係数
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失業率×詐欺 相関係数
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失業率×刑法犯総数 相関

失業率と犯罪認知件数の推移

強盗・窃盗・詐欺と失業率の長期トレンド

散布図: 失業率 vs 窃盗認知件数

年ごとのプロットと相関(最も件数が多い財産犯)

散布図: 失業率 vs 詐欺認知件数

特殊詐欺等の増加と失業率の関係

散布図: 失業率 vs 強盗認知件数

暴力的財産犯と失業率

増加率の比較: 失業率変化 vs 犯罪増加率

前年比変化率で見る同時変動

ラグ相関分析: 失業率→窃盗

失業率上昇の何年後に窃盗が増えるか

📈 時代別の特徴

🏭 高度成長期(~1973)

低失業率&犯罪減少。経済成長が雇用を創出し、社会全体が安定。

📉 バブル崩壊後(1991~)

失業率上昇と共に窃盗・強盗が急増。2002年には戦後最悪の犯罪件数を記録。

🔒 治安回復期(2003~)

警察力強化と防犯カメラ普及により、失業率に関わらず犯罪は減少傾向。

📱 近年(2013~)

窃盗減少の一方、詐欺(特殊詐欺)は増加傾向。犯罪の「形態変化」が進む。

🔍 犯罪と失業率の相関分析

データ読み込み中...

📁 データ出典

  • 法務省「令和6年版犯罪白書」資料1-2(1946年〜2023年)
  • 総務省統計局「労働力調査」

👶 労働参加率と出生率の関係を探る

議論の背景:「女性の社会進出が少子化の原因」という議論がありますが、実際のデータはどうでしょうか?
北欧諸国では女性の労働参加率が高くても出生率も高い「両立型」社会を実現しています。
日本のデータから、労働参加率(特に女性)と合計特殊出生率の関係を分析します。

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労働力人口比率×出生率 相関
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女性労働参加率×出生率 相関
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就業率×出生率 相関
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最新の合計特殊出生率

労働参加率と合計特殊出生率の推移

長期トレンドの比較(1953年〜2023年)

散布図: 女性労働参加率 vs 出生率

時代別に色分け(M字カーブの変化と出生率)

散布図: 全体の労働力人口比率 vs 出生率

高齢化の影響を含む全体像

変化率の比較: 女性労働参加と出生率

5年ごとの変化率で見る関係性

時代別相関係数の比較

高度成長期・安定期・失われた時代・近年で関係性は変わるか

男女別労働参加率と出生率

男性と女性の労働参加率の推移と出生率

💡 なぜ単純な負の相関にならないのか

🏠 育児支援制度の差

保育所の整備、育休制度、男性の育児参加など、両立支援の充実度が出生率を左右。

💰 経済的要因

共働き世帯の方が経済的に安定し、子育てしやすい場合も。単身赴任・長時間労働の問題。

⏰ 時代の変化

高度成長期と現代では社会構造が異なる。同じ「労働参加」でも意味が違う。

🌍 国際比較

北欧は女性就業率80%超でも出生率1.7前後。日本型の「両立困難」が問題。

📊 出生率と労働参加率の相関分析

データ読み込み中...

📁 データ出典

  • 厚生労働省「人口動態統計調査」(1947年〜2023年)
  • 総務省統計局「労働力調査」

📌 データから読み取れるポイント

📈

女性の社会進出

女性の就業率は1953年の53.6%から2024年には54.2%へ。特に2010年代以降、急速に上昇し、1990年代の約46%から大幅に改善しています。

📉

失業率の変遷

高度成長期は1%台を維持。バブル崩壊後の1990年代後半から急上昇し、2002年に過去最高の5.4%を記録。その後改善し、2024年は2.5%まで低下。

👴

高齢化の影響

労働力人口比率は1950年代の70%から2020年代は62-63%へ低下。高齢化による非労働力人口の増加が背景にあります。

🦠

コロナ禍の影響

2020年に失業率が2.8%へ上昇。しかし、欧米諸国と比較すると上昇幅は限定的で、雇用調整助成金等の政策効果が見られます。