学名:Erigeron philadelphicus

和名:姫女苑(ヒメジョオン)

大分類:被子植物(双子葉類)

中分類:多年生植物(多年草)

類:キク類

目:キク目

科:キク科

属:ムカシヨモギ属

原産:北アメリカ

渡来時期:1920年ころ(清水矩宏他著「帰化植物写真図鑑」)

世界の分布:北アメリカ、東アジアの温帯~熱帯

日本の分布:北海道、本州、九州

生息地:河原、土手、道路沿い、空き地

葉の形:

葉脈:

花期:春(4月、5月、6月、7月)

花弁の色:白

花弁の大きさ

花弁の枚数:

草丈:~140cm

名前の由来:

レア度:E

備考:6月の土手・河川敷の白色を彩る代表的な雑草。6月中旬頃よりヘラバヒメジョオンが成長する

ヒメジョオンとの違いは草津スカイランドホテルさんが詳しい。茎と葉から見分けられる。茎が中空なのがハルジオン、詰まっていればヒメジョオン。また根生葉がへら状楕円形なのがハルジオン、卵型がヒメジョオン。

ハルジオン

舌状花の花冠が細く多い。

ヒメジョオン

舌状花の花冠が太く少ない。

ハルジオン

花冠が下に向いている。

ヒメジョオン

花冠が上を向いている。

ハルジオン

蕾が下を向いている。

ヒメジョオン

ハルジオン

ヒメジョオン

ハルジオン

ヒメジョオン

とはいいつつも、雑種もあり判別は容易ではない。花茎の色も黄緑色のみならず、深緑色の種もある。下図

手前が黄緑色のヘラバヒメジョオン、奥が深緑色のヒメジョオン

4月に咲いていたら十中八九ハルジオン。葉が花茎を抱いていればハルジオンと思ってよい。問題は5月下旬から6月時の見分け方だ。先の見分け方ではわかりずらいものもある。例えば葉が花茎を抱いているように見えるが、葉の広さ蕾の垂れ方はヒメジョオンだったり、その逆であったりするものもある。最終的には花茎を切って中が空洞かどうかを確認しなければ判別は難しい。私の印象では5月下旬から6月にみられる多くはヒメジョオンの割合が高いと思う。

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