62
Sm
サマリウム
Samarium
ランタノイド
サマリウムは原子番号62のランタノイド元素で、銀白色の金属です。 SmCo磁石はネオジム磁石より高温で安定し、航空宇宙・軍事用途で使用されます。 Sm-153は骨転移がんの疼痛緩和治療に使用される放射性医薬品です。 原子炉の制御棒材料としても利用され、中性子吸収断面積が大きい特徴があります。
原子量
150.36u
融点
1072°C
沸点
1900°C
密度
7.52g/cm³
発見年
1879年
電子配置
[Xe] 4f⁶ 6s²
📸 ギャラリー
磁石
SmCo磁石 - 高温で安定な永久磁石。
がん治療
Sm-153 - 骨転移疼痛緩和。
原子炉
制御棒 - 中性子吸収に使用。
🔧 主な用途
🧲 サマリウムコバルト磁石
SmCo₅・Sm₂Co₁₇。300°C以上でも安定。航空宇宙・軍事に。
🏥 がん疼痛治療
Sm-153-EDTMPは骨転移がんの疼痛緩和に効果的。
⚛️ 原子炉制御
Sm₂O₃は中性子吸収材。制御棒・遮蔽材に。
🔬 触媒・ガラス
有機合成触媒、特殊ガラスの添加剤として使用。
🔬 製造方法
1
バストネサイトからの溶媒抽出
希土類鉱石(バストネサイト・モナザイト)を酸溶解後、有機溶媒(D2EHPA等)で選択的にサマリウムを抽出・濃縮。
2
イオン交換法
希土類混合溶液をイオン交換樹脂カラムに通し、各元素の吸着力の差を利用して高純度サマリウムを分離精製。
📰 ニュース
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🔗 関連情報・外部リンク
💡 豆知識
⛏️ 鉱物から命名
サマルスカイト鉱石から。鉱山技師サマルスキーに因む。
🚀 宇宙で活躍
SmCo磁石は人工衛星・ミサイルの姿勢制御に使用。
📅 年代測定
Sm-147→Nd-143崩壊で岩石の年代測定に応用。
⚠️ 安全情報
🔥 粉塵は可燃性
微粉末状態では空気中で発火の危険性。粉塵爆発のリスクがあります。
👁️ 目への刺激
粉塵や化合物が目に入ると刺激を引き起こす可能性。保護メガネ着用推奨。
✅ 低毒性
金属状態での毒性は比較的低い。通常の取り扱いでは大きな健康リスクなし。