59
Pr
プラセオジム
Praseodymium
ランタノイド
プラセオジムは原子番号59のランタノイド元素で、銀白色の柔らかい金属です。 ネオジム磁石の性能向上添加剤として重要な役割を果たします。 ガラスに添加すると美しい緑色を呈し、溶接用ゴーグルにも使用されています。 航空機エンジンの高強度マグネシウム合金にも不可欠な添加元素です。
原子量
140.91u
融点
931°C
沸点
3520°C
密度
6.77g/cm³
発見年
1885年
電子配置
[Xe] 4f³ 6s²
📸 ギャラリー
磁石
NdPrFeB磁石 - 高性能永久磁石。
緑色ガラス
プラセオジム緑 - 陶磁器・ガラス着色。
溶接ゴーグル
遮光フィルター - 黄色光をカット。
🔧 主な用途
🧲 高性能磁石
Nd-Pr-Fe-B磁石。Prは高温特性を改善。EV・風力に。
💚 ガラス着色
Pr₂O₃で鮮やかな緑色。ジルコニアの黄色顔料にも。
🥽 溶接ゴーグル
プラセオジムガラスは黄色光を選択的に吸収。
✈️ 航空合金
Mg-Pr合金は高温クリープ特性に優れる。
🔬 製造方法
1
希土類混合物からの溶媒抽出
バストネサイト・モナザイトから得た希土類混合物を、多段階の溶媒抽出でプラセオジムとネオジムに分離。両者は性質が似ており分離困難。
2
イオン交換法
溶媒抽出で得たPr/Nd混合物をイオン交換クロマトグラフィーで高純度に分離。磁石用途ではPr-Nd合金として使用されることも多い。
📰 ニュース
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🔗 関連情報・外部リンク
💡 豆知識
💚 緑のニラの意味
ギリシャ語prasios(ニラ色)+didymos(双子)から。
👯 ネオジムと双子
元々「ジジミウム」として混同。1885年に分離。
🔥 発火性金属
粉末状では空気中で自然発火。取扱注意。
⚠️ 安全情報
🧪 低毒性
金属プラセオジムは比較的低毒性。化合物の取り扱いには注意が必要。
🔥 粉塵は可燃性
粉末状は空気中で自然発火の危険。不活性雰囲気での保管推奨。
👁️ 目の刺激
プラセオジム化合物は目に刺激を与える可能性があります。