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ELEMENT DATABASE
18
Ar
アルゴン
Argon
貴ガス

アルゴンは原子番号18の貴ガス(希ガス)で、地球大気の約0.93%を占める3番目に多い気体です。 無色・無臭で化学的に極めて不活性。溶接のシールドガスとして金属の酸化を防ぎます。 白熱電球やネオン管の充填ガスとしても使用。アルゴン-アルゴン年代測定法は岩石の年代を決定するのに使われます。 貴ガスの中では最も安価で入手しやすい元素です。

原子量
39.95u
融点
-189°C
沸点
-186°C
密度
1.78g/L
発見年
1894
電子配置
[Ne] 3s² 3p⁶

📸 ギャラリー

🔧 主な用途

⚡ 溶接シールドガス

TIG溶接、MIG溶接でアークと溶融金属を大気から保護。高品質な溶接に必須。

💡 照明・電球

白熱電球、蛍光灯、放電管の充填ガス。不活性でフィラメントを保護。

🔬 科学・分析

ICP発光分析、質量分析のキャリアガス。アルゴン-アルゴン年代測定にも使用。

🏭 金属精錬

チタン、ジルコニウムなど活性金属の精錬雰囲気。酸化を完全に防ぐ。

🪟 複層ガラス

断熱性向上のため複層ガラスの間にアルゴンを封入。省エネ効果が高い。

🍷 食品保存

ワインの酸化防止、食品パッケージの雰囲気ガスとして使用。

⚗️ 製造方法

1

空気液化分離法

空気を圧縮・冷却して液化し、蒸留で分離。酸素・窒素製造の副産物として大量に得られる。

2

精留塔での分離

液体空気を精留塔で分離。アルゴンは酸素と沸点が近いため、高純度化には追加の精製が必要。

📰 ニュース

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🔗 関連情報・外部リンク

💡 豆知識

🌍 大気に豊富

大気の約1%を占め、貴ガス中で最も多い。1立方メートルの空気に約9リットルのアルゴン。

☢️ カリウムの崩壊

地球のアルゴンの大部分はカリウム-40の放射壊変(⁴⁰K→⁴⁰Ar)で生成された。

📛 名前の由来

ギリシャ語のargos(怠け者、不活発)から。化学的に反応しないことに由来。

⚠️ 安全情報

😵 窒息の危険

無色無臭で窒息に気づきにくいです。密閉空間での大量使用に注意。

❄️ 液化ガス

液体アルゴンは-186℃。凍傷の危険があります。

✅ 化学的に不活性

貴ガスとして他の元素とほとんど反応しません。毒性はありません。

🧪 この元素を含む化合物